ホワイトニングジェルに含まれる過酸化尿素には、歯を傷めることがなく内部の色素を細かく分解する力があります。
継続的に作用させることによって、より深いところの色素まで分解して歯を白くすることができます。
タバコやコーヒーなどで、有色素物質が茶渋のように歯の表面に付着することにより変色していまいます。
過酸化水素または過酸化尿素のいずれかの酸化作用により着色色素を分解し自然な漂白を行います。
変色の原因でもあった着色性の有機色素(AH2)はほとんど分解されてしまい、従来の自然な白になりました。
ホワイトニングにはオフィスホワイトニングとホームホワイトニングがあります。
オフィスホワイトニングは歯科医が行うもの、ホームホワイトニングは患者様ご自身が行います。
ここではオフィスホワイトニングの流れを説明します。
前処置として、専用の器具で歯の表面に付着したステインなどの汚れをきれいにします。
これがないとホワイトニングの効果が期待できません。
漂白剤の含まれたホワイトニングジェルを歯肉に塗布します。
ジェル状のため漂白剤が流出して飲み込んでしまう危険性がありません。
ホワイトニングジェルを塗布後に、光やレーザーを使って薬剤を浸透させ歯を硬くしていきます。
照射時間は約5分間です。(個人差があります)
治療後は薬剤等を取り除いた後に効果の診断を行います。
治療前と比較してどの程度効果が表れたかをご確認下さい。
