無痛治療について
無痛治療に力を入れています。
無痛治療とは、わかりやすく言えば、3つあります。
1.痛みが予想される治療は必ず麻酔をする。
2.麻酔を痛くなくする。
3.痛みが出ないような治療をする。
この3つにつきます。
1.痛みが予想される治療は必ず麻酔をする。
患者さんが痛いと言っているのに「ちょっと我慢してください」と言って、治療を続けることはしません。
患者さんが痛みを感じる時は原則麻酔をします。この事は、当たり前なことです。
2.麻酔を痛くなくする。
いくら治療が痛くなくても、麻酔が痛ければ意味がありません。
麻酔は注射ですが、痛くなくする方法があります。
- 呼吸法・リラクゼーションにより痛みの閾値を上げ、痛みを感じにくくします。
- 無痛帯言って、痛覚(痛みを感じる細胞)が非常に少ない部位に表面麻酔をしたうえで、まず1回目の麻酔をします。
- 麻酔がある程度効いてきたら、核心部に向けて針を進めていきます。
- 麻酔薬を注入するときに、1秒に1滴の割合で、非常にゆっくりと注入していきます。
こうすることで痛みを感じにくくなります。 - 麻酔の温度を体温くらい(36度)に温めます。麻酔薬が冷たいと、そのこと自体で麻酔薬が体の中に入っていくのがわかり、痛みと感じてしまうからです。
3.痛みが出ないような治療をする。
神経のない歯を削る時は、基本的には痛みは出ませんが、削る時の振動で痛みを感じたりとか歯科医師の手さばきの粗さが原因で痛く感じたりすることがあります。
その様なことが出来るだけ無いように配慮した診療を心がけた安心の診療を行っています。