精度の高いセラミック
(1) 型取り材
寒天とアルジネートを使用します。
寒天は、一番品質の良いものを用い、それと相性の良いアルジネートを使用します。
アルジネートと水は重さを厳密に計量し、真空練和機を使用して練ります。
真空練和機を使用するのは、気泡が入らないため変形がないからです。
水は不純物のない純水を使用します。これも変形防止です。
(2)模型材
変形が最もない超硬石膏を使用し、水も不純物のない純水を使用します。
これも真空練和機で練ります。気泡が入らないので精密な模型が出来ます。
型取り材を口の内から外したらすぐに模型材を流し込みます。
(3)咬み合わせ材
上下の歯の咬み合わせの位置を記録するための精密な記録材を使用します。
精密な模型から作成される精密なセラミックは、隙間がないだけに取れずらく長持ちします。