2016年12月 4日
8020運動とは?
8020運動とは、日本歯科医師会が行っている80歳で20本の歯を残して、健康で良く噛める人生をおくりましょうという運動です。
人間の歯は、親知らずを除くと、通常28本ありますが、日本の80歳での平均歯数は5~7本です。8020にはまだまだです。
ただこれが世界的に見てどうかというと、決してよい結果とはいえません。予防歯科先進国であるスウェーデンでは80歳で20本をすでに達成しています。アメリカ、オーストラリア、オランダでも15本以上あり、8020達成は時間の問題と言われています。
日本の結果が悪い大きな原因は、虫歯にならないと歯医者に行かない人が案外多いことです。健康長寿の為にいろいろな努力がなされていますが、予防でお口の健康を守る事も健康長寿のためには大きな要素です。ぜひ意識改革して予防で歯科医院に行くようになるべきです。その結果8020も夢ではなくなります。
2016年11月 6日
洗足池駅前での防犯活動を観て思うことは・・・
洗足池駅前での防犯活動を観て思うことは、「予防歯科が歯を守る‼」です。
犯罪を未然に予防する事と、虫歯や歯周病の発症を未然に防ぐことは似ています。物事には
必ず、原因と結果がありますように、原因を除去すれば、結果は未然に防げるからです。
それでは、歯科における原因とは何なのかというと、それは虫歯菌や歯周病菌などの細菌であり、歯軋りや食いしばりや食事の時に起きる力なのです。つまり、その原因を改善して、新たな結果を生じるのを未然に防ぐのが予防歯科なのです。 | | 歯を自由に再生したり、元の状態に戻せたり出来れば、予防などしなくても大丈夫なのですが、それが出来ない現状においては予防こそが最善の治療なのです。 |
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どんなに高価で高精度な治療よりも、生まれもっての健全な歯のほうが一生自分の歯で健康に過ごす可能性が高いのです。歯を消費してから回復するのには、時間と費用と苦痛を伴います。歯を消費する前に 予防していけば、時間も費用も苦痛も伴わないで済みます。
つまり、病気を治すより病気を予防することが大切です。