2009年9月26日
【院長ブログ】歯科医院のあり方~患者様へのメッセージ~(6)
おはようございます、Dr.森嶋です。
前回「是非、あなたに知っておいてもらいたいことがあります。」と書きましたが、それは、いろいろ間違った考え方があることです。その間違いの一つは、
「むし歯予防には、早期発見、早期治療が大切です。」ということです。
これは、実はある意味、間違っています。あなたもなんとなく、気づいていると思います。
一度治療しても、何年かするとまた、そこからむし歯になったり、せっかく詰めたものが、取れたりしたことはありませんか?
そうなんです。
一度歯を削ると、長い目でみればその歯はどんどん悪くなっていくのです。ですから、虫歯になりかけの歯は、削ってはいけません。
「小さい虫歯なので、今のうちに削って詰めておきましょう。」
というのは、本当は間違いなのです。
正しくは 「この歯は予防充填をすれば、削らずに、詰められます。」です。
次回に続きます。
2009年9月11日
【院長ブログ】歯科医院のあり方~患者様へのメッセージ~(5)
こんにちは、Dr.森嶋です。
前回、「是非、あなたに知っておいてもらいたいことがあります。」と書きましたが、それは「あなたの今までの歯に対する常識がいかに間違っているか」ということです。
これからお話する内容は事実ですが、いままであまりお聞きになったことはないかもしれません。
なぜ、お聞きにならなかったのか。
それは、以前あなたがかかっていた歯医者さんが教えてくれなかったからです。
では、なぜ教えてくれなかったのか?
答えはその歯医者さんは、“歯を削り抜くこと”が仕事だと思っているからです。
だからそれを教えると、仕事がなくなるからです。変な話ですが、歯を削れば削るほど、抜けば抜くほど、歯医者さんは仕事が増えるのです。
あなたが歯医者さんに行きたくない理由の内に、健康な歯を削られたり、どんどん歯を抜かれること、がありませんか。
私はあなたと同じように、あなたの大切な歯を無意味に削りたくありませんし、
抜きたくありません。
あなたにイヤな思いをさせたくないのです。
しかし、私があなたの大切な歯を削りたくない、抜きたくない本当の理由は、削れば削るほど、抜けば抜くほど残った歯がダメになるからです。
前置が長くなりましたが、次回からが本題です。