【院長ブログ】オーバーバイト(過蓋咬合)
こんにちは、Dr.森嶋です。今回は、噛み合せの一形態であるオーバーバイトに関して書かせていただきます。
奥歯で噛みしめた状態で、上下の前歯の噛み合わせは、通常2~3mm程度の重なりがあるのが望ましいといわれています。オーバーバイト(過蓋咬合)とは、上下の噛み合わせの重なりの度合が大きい状態をいい、時に下の前歯がほとんど見えないほど深く噛み込んでいる場合もあります。
原因としましては、上あごや下あごの骨格が、もともと噛み合わせを深くしやすい形をしている場合があります。また、前歯が過剰に伸び出して噛み合わせが深くなったり、奥歯が抜けて噛み合わせの高さが低くなり、前歯の噛み合わせが深くなることもあります。奥歯の噛み合せのバランスが悪くて前歯で噛む習慣がある場合も考えられます。