【院長ブログ】メタボリックシンドロームと歯周病
おはようございます、Dr.森嶋です。
今回は、メタボリックシンドロームと歯周病に関して書かせていただきます。
メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪型肥満(内臓に脂肪が蓄積した肥満)によって、さまざまな病気が引き起こされやすくなった状態をいいます。現在、肥満症や高血圧、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病は、それぞれが独立した別の病気ではなく、内臓脂肪型肥満が原因であることがわかってきたことから呼ばれるようになりました。
歯周病と糖尿病の関連は以前から指摘されてきましたが、メタボリックシンドローム全般と歯周病の関連まではわかりませんでした。口腔外科が専門でしたので歯周病が単なる口腔の不衛生だけが原因でないことは推察していましたが、全身的健康状態を深くかかわっていることを改めて認識しています。
さて、私がメタボ対策(=歯周病対策)として行っていることは、2つあります。
1つは、「積極的菜食主義」。もう一つは、「節食」です。
仕事柄ストレスが強くて過食になりがちです。診療のある日は、血糖値を下げて仕事中にいらいらするわけにはいきませんので昼間は食事をとります。しかし、夕食は「積極的菜食主義」で、海藻、納豆、酢、きのこ、野菜、ネギ類を主食にしています。特に、穀類は摂りません。
休日は、「節食」しています。出来る限り食べません。水は積極的に飲んでいます。以上です。