【院長ブログ】咬耗
おはようございます、Dr.森嶋です。
今回は、お口の中でよく見かける咬耗に関して書かせていただきます。
無意識に起こる歯ぎしりなどで、長年にわたり上下の歯が噛み合うことにより、エナメル質や象牙質(ぞうげしつ)がすり減って欠損となったものをいいます。磨耗(まもう)との違いは、自分の歯同士がこすりあって生じることです。 歯が互いにこすりあってできるので、誰にでも自然に咬耗はできるものです。ただし、一般的には非常に軽度でほとんど目立ちません。ところが、非常に強く噛む癖のある場合、硬い食べ物を好んで食べている場合、歯ぎしりをする場合などに、よくおこりやすいものです。