歯の相談、カウンセリングに力を入れております。
私が歯科医になった理由の中に、「なぜこんなに怒られなければならないのだろう?」と思ったことがあります。
子供の頃ですが、怖い感じの先生に「何で今まで放っておいたんだ」と叱られたことがあります。
歯の治療が痛いから、なるべく歯医者に行きたくなかった私は、ただ怯えました。
でも、家に帰ると痛くて困っている私は、「そんなに怒らなくてもいいのに・・・・」とも思いました。
25年前、川村泰雄先生に全人的歯科医療を学んだ時に、医療におけるカンセリングの重要性を教えられました。
しかし、大学病院の口腔外科で問診ばかりしていた私は、病気ばかり診て患者様のお気持ちを察するカンセリングがなかなかできませんでした。
「病気を悪化させてはいけない」「病気を治さなければいけない」「病気を再発させてはいけない」を思うあまり、患者様のお気持ち・社会事情に対する配慮に欠けていました。
いろいろ悩んだ末に20年前、専門的にカンセリングを学ぶために宗像恒次先生にヘルスカンセリングを学び、カンセラーの資格を取りました。
その時に思い知らされたことは、「病気ばかり診て病人を診ていない」私の姿でした。
それをきっかけに、病人を困らせる問診をやってしまう癖はなくなりました。
そして、もっと深めるために日本保険医療行動科学会での学会発表を10年間続けました。(詳しくはこちら)
森嶋歯科医院では、患者様を気遣うカンセリング・マインドを持ちながら安心のカンセリングをしています。