● 2008年7月のブログ一覧
【院長ブログ】授乳中の服薬について
こんにちは、Dr.森嶋です。
下の階に小児科がある関係か、授乳中の服薬についてのご質問が多いので今回は、授乳中の服薬に関して書かせていただきます。
服薬後6時間以内は母乳中に薬物が存在しますので、その間は避けるように指導しています。
服薬以外の通常の歯科治療における麻酔や治療処置は、授乳に影響しません。
暑さのため体力が低下したお母様が、親知らずや歯肉が腫れて来院されることが多いです。
無理をされずに御自愛ください。
【院長ブログ】受け口
こんにちは、Dr.森嶋です。
今回は、歯の噛み合せのうちの「受け口」に関して書かせていただきます。
「受け口」は下顎が前に突き出でいる状態の噛み合わせです。
軽度や中程度の場合は、上下の歯を被せ治すことで解消できます。審美歯科的に外観を治すことで、噛みやすくなります。顎関節症がある場合は、症状が軽減します。
重度の場合は、外科的に顎を切ることにより下顎を下げますが、神経麻痺が起こることがあります。そのため出来るだけ審美歯科的に治療することをお勧めしています。
歯を動かすことにより治そうとする治療方法がありますが、時間や費用を考えますと審美歯科で治すほうが低価格で簡単に短時間で治ります。
以上です。
【院長ブログ】レントゲン写真
こんにちは、Dr.森嶋です。
今回は、歯科診療には必須のレントゲン写真に関して書かせていただきます。
歯科治療を行うためには、直接口腔内を目で見て確認する視診の他にレントゲン写真で診査する必要があります。目で見てわからない骨や歯の内部に状態が分かるからです。
しかし、レントゲン写真も万能ではありません。プラスチックなどは透過像として虫歯に似たように見えます。歯が重なっている場合などは、重なり部分の診断は難しくなります。病気の症状に対してどの様な像になるかの知識と経験が必要ですので、診断に違いが出てきます。
モンゴルでの医療ボランティアで診療に携わった時に、エックス線写真がなくて診断に迷う症例がありました。治療行為は単純な救急処置ばかりでしたので問題はありませんが、エックス線写真がない場合は、なぜそのような症状なのかの原因についていくつか考えられ確定診断が得られずに因果関係の説明ができませんでした。
X線写真は、防護衣をつけても放射線被爆に変わりはありません。出来るだけ取るべきですが、最小限必要だと考えています。
【院長ブログ】楔状欠損
こんにちは、Dr.森嶋です。
今回は、楔状欠損に関して書かせていただきます。
喫状欠損とは、歯と歯肉の境目に楔(くさび)状にできる歯の欠損(へこみ)です。原因としましては、一般的に歯磨きの時に使用する歯磨き粉に含まれる研磨剤によって長年にわたり削れてできるといわれています。私は、それに加えて噛み合せの力が関与していると考えています。
ある患者様の口の中を診ていましたら、上顎臼歯部口蓋側に楔状欠損を発見しました。口蓋側は、粘膜が過敏なため歯ブラシだけが原因の楔状欠損とは考えられません。加えて噛み合せの力が関与しているとしか考えられませんでした。
楔状欠損の治療は、詰め物をします。その際に、削りません。表面処理剤と接着剤を使用して強化プラスチックで削れた面を埋めます。削ってくぼみを深くしたほうが取れづらいのですが、歯を痛めますので最初から削りません。どんな小さな治療でも、歯を一生涯に抜かないことを目標に診療しています。
【院長ブログ】体臭対策
こんにちは、Dr.森嶋です。
前回まで、口臭対策に関して書かせていただきましたが、今回は専門外ですが体臭の腋臭に関して書かせていただきます。
汗かきの私は、夏に腋臭が臭うため以前は注意して市販のデオドランドを使用していました。一時的な効果はありますが、完全には臭いを消せない状態でした。
そのような状態の私が一時期、体に良いからと御酢を積極的に大量に常飲した時があります。その夏、偶然に気付いたんですが、まったく臭いませんでした。
お悩みの方は、一度お試しください。- 1
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